テーマ・題材(だいざい)で学(まな)ぶ

油断(ゆだん)・慎重(しんちょう)さに関(かん)することわざ

ことわざを集(あつ)めました。場面(ばめん)に合(あ)う使(つか)い分(わ)けも読(よ)めます。

うまくいきそうだと思(おも)って、確(たし)かめるのを忘(わす)れたことはありませんか。一度(いちど)失敗(しっぱい)して、怖(こわ)くなりすぎることもありますね。油断(ゆだん)・慎重(しんちょう)さに関(かん)することわざには、先(さき)に準備(じゅんび)する大切(たいせつ)さを伝(つた)える言葉(ことば)があります。成功(せいこう)した後(あと)も気(き)を抜(ぬ)かないよう伝(つた)える言葉(ことば)もあります。

「急(いそ)がば回(まわ)れ」は、急(いそ)ぐときほど安全(あんぜん)で確(たし)かな方法(ほうほう)を選(えら)ぶ教(おし)えです。「石橋(いしばし)をたたいて渡(わた)る」は、安全(あんぜん)そうでもよく確(たし)かめることを表(あらわ)します。一方(いっぽう)で、用心(ようじん)しすぎる様子(ようす)を表(あらわ)すことわざもあります。注意深(ちゅういぶか)いことと、怖(こわ)がりすぎることは同(おな)じではありません。

むやみに危険(きけん)に近(ちか)づかないことも大切(たいせつ)です。ただ、目標(もくひょう)のために難(むずか)しいことに取(と)り組(く)む場合(ばあい)もあります。何(なに)をしたいのか、どんな危険(きけん)があるのかを考(かんが)えてみましょう。このページには、準備(じゅんび)や確(たし)かめ方(かた)についての言葉(ことば)を集(あつ)めました。下(した)の使(つか)い分(わ)けを読(よ)み、自分(じぶん)の生活(せいかつ)に合(あ)う場面(ばめん)を探(さが)してみましょう。

似(に)たことわざの違(ちが)いと使(つか)い分(わ)け

困(こま)る前(まえ)の準備(じゅんび)と、準備(じゅんび)による安心(あんしん)

「転(ころ)ばぬ先(さき)のつえ」は、困(こま)る前(まえ)に用心(ようじん)して準備(じゅんび)することです。先(さき)に何(なに)かをしておく大切(たいせつ)さを伝(つた)えます。「備(そな)えあれば憂(うれ)いなし」は、準備(じゅんび)があれば、いざというとき安心(あんしん)できるという意味(いみ)です。準備(じゅんび)をしておいたおかげで安心(あんしん)できることを伝(つた)えます。

よく確(たし)かめることと、用心(ようじん)しすぎること

「石橋(いしばし)をたたいて渡(わた)る」は、安全(あんぜん)そうでもよく確(たし)かめる慎重(しんちょう)さを表(あらわ)します。「あつものに懲(こ)りてなますを吹(ふ)く」は、一度(いちど)の失敗(しっぱい)を怖(こわ)がり、必要(ひつよう)のないことまで用心(ようじん)することです。よく確(たし)かめることと、用心(ようじん)しすぎることを区別(くべつ)しましょう。

確(たし)かな方法(ほうほう)を選(えら)ぶことと、もう一度(いちど)確(たし)かめること

「急(いそ)がば回(まわ)れ」は、急(いそ)いでいるときほど安全(あんぜん)で確(たし)かな方法(ほうほう)を選(えら)ぶ教(おし)えです。早(はや)そうな方法(ほうほう)だけを選(えら)ばないよう伝(つた)えます。「念(ねん)には念(ねん)を入(い)れよ」は、一度(いちど)確(たし)かめた後(あと)も、さらに注意(ちゅうい)するという教(おし)えです。一度(いちど)調(しら)べたから大丈夫(だいじょうぶ)だと安心(あんしん)しきらないよう伝(つた)えます。

必要(ひつよう)のない危険(きけん)と、目標(もくひょう)のための苦労(くろう)

「君子(くんし)危(あや)うきに近寄(ちかよ)らず」は、よく考(かんが)える人(ひと)は、むやみに危険(きけん)に近(ちか)づかないという意味(いみ)です。「虎穴(こけつ)に入(い)らずんば虎子(こじ)を得(え)ず」は、大(おお)きな結果(けっか)を得(え)るには危険(きけん)に向(む)かうことも必要(ひつよう)だという教(おし)えです。何(なん)でも避(さ)ける、何(なん)でも試(ため)すという意味(いみ)ではありません。必要(ひつよう)のない危険(きけん)か、目標(もくひょう)のために必要(ひつよう)な苦労(くろう)かを考(かんが)えます。

油断(ゆだん)・慎重(しんちょう)さに関(かん)することわざ

油断(ゆだん)・慎重(しんちょう)さのことわざを、読(よ)みの五十音順(ごじゅうおんじゅん)に並(なら)べました。それぞれのページで、詳(くわ)しい意味(いみ)・読(よ)み方(かた)・使(つか)う場面(ばめん)を調(しら)べられます。

明日(あす)は我(わ)が身(み)

他人(たにん)に起(お)きた災難(さいなん)は、自分にも起(お)こり得(う)る。

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頭(あたま)隠(かく)して尻(しり)隠(かく)さず

一部(いちぶ)だけ隠(かく)し、ほかが見えているのに全部(ぜんぶ)隠(かく)したつもりでいる。

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あつものに懲(こ)りてなますを吹(ふ)く

一度(いちど)の失敗(しっぱい)を恐(おそ)れ、心配(しんぱい)のないことまで用心する。

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石橋(いしばし)をたたいて渡(わた)る

安全(あんぜん)そうなことにも、念入(ねんい)りに確(たし)かめてから取(と)りかかる。

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急(いそ)がば回(まわ)れ

急(いそ)ぐときほど、遠回りでも安全(あんぜん)で確実(かくじつ)な方法(ほうほう)を選(えら)べ。

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命(いのち)あっての物種(ものだね)

どんなことも生きていてこそできるので、まず命(いのち)を守(まも)れ。

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火中(かちゅう)の栗(くり)を拾(ひろ)う

他人(たにん)の利益(りえき)のために、自分が危険(きけん)や損(そん)を引き受(う)ける。

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勝(か)ってかぶとの緒(お)を締(し)めよ

成功(せいこう)したときこそ、気を引き締(し)めて用心せよ。

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瓜田(かでん)に履(くつ)を納(い)れず

悪(わる)いことをしていると疑(うたが)われそうな行動(こうどう)は、初(はじ)めから避(さ)けよ。

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壁(かべ)に耳(みみ)あり障子(しょうじ)に目(め)あり

どこで誰(だれ)が見聞きするか分からないので、言動(げんどう)に気を付(つ)けよ。

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口(くち)は災(わざわ)いのもと

不用意(ふようい)な言葉(ことば)はもめごとを招(まね)くので、発言(はつげん)に気を付(つ)けよ。

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苦(くる)しい時(とき)の神頼(かみだの)み

普段(ふだん)は頼(たよ)りにしないのに、困(こま)ったときだけ助(たす)けを願(ねが)う。

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君子(くんし)危(あや)うきに近寄(ちかよ)らず

思慮(しりょ)のある人は、不用意(ふようい)に危険(きけん)へ近づかない。

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虎穴(こけつ)に入(い)らずんば虎子(こじ)を得(え)ず

大きな成果(せいか)を得(え)るには、危険(きけん)を冒(おか)す覚悟(かくご)がいる。

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転(ころ)ばぬ先(さき)のつえ

失敗(しっぱい)や災難(さいなん)に遭(あ)う前に、用心して準備(じゅんび)せよ。

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触(さわ)らぬ神(かみ)にたたりなし

厄介(やっかい)なことに関(かか)わらなければ、災(わざわ)いを受(う)けずに済(す)む。

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三十六計(さんじゅうろっけい)逃(に)げるに如(し)かず

不利(ふり)で勝(か)ち目のないときは、逃(に)げるのが最善(さいぜん)の策(さく)だ。

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急(せ)いては事(こと)を仕損(しそん)じる

焦(あせ)って物事(ものごと)を進(すす)めると、失敗(しっぱい)しやすい。

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千里(せんり)の堤(つつみ)も蟻(あり)の穴(あな)から

小さな欠陥(けっかん)や油断(ゆだん)が、大きな失敗(しっぱい)を招(まね)く。

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備(そな)えあれば憂(うれ)いなし

前もって準備(じゅんび)しておけば、いざというときも心配(しんぱい)がない。

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天災(てんさい)は忘(わす)れた頃(ころ)にやって来(く)る

災害(さいがい)への警戒(けいかい)が薄(うす)れたころ、再(ふたた)び災害(さいがい)に遭(あ)う。

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問(と)うに落(お)ちず語(かた)るに落(お)ちる

問(と)いには答えずとも、気を許(ゆる)して話すうちに秘密(ひみつ)を漏(も)らす。

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捕(と)らぬ狸(たぬき)の皮算用(かわざんよう)

まだ得(え)ていない利益(りえき)を、得(え)たつもりで当てにする。

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泥棒(どろぼう)を捕(と)らえて縄(なわ)をなう

必要(ひつよう)な準備(じゅんび)をせず、事(こと)が起(お)きてから慌(あわ)てて用意(ようい)する。

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飛(と)んで火(ひ)に入(い)る夏(なつ)の虫(むし)

自分から、危険(きけん)や災(わざわ)いのある所(ところ)へ入り込(こ)む。

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生兵法(なまびょうほう)は大怪我(おおけが)のもと

未熟(みじゅく)な知識(ちしき)や技術(ぎじゅつ)を頼(たよ)りにすると、大きな失敗(しっぱい)になる。

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逃(に)げるが勝(か)ち

無駄(むだ)な争(あらそ)いは、避(さ)けて逃(に)げる方がよい。

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二度(にど)あることは三度(さんど)ある

同じ出来事(できごと)は、繰(く)り返(かえ)し起(お)こりやすい。

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猫(ねこ)にかつおぶし

欲(ほ)しがる相手(あいて)のそばに物(もの)を置(お)き、油断(ゆだん)できない。

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寝(ね)た子(こ)を起(お)こす

収(おさ)まった問題(もんだい)をわざわざ持(も)ち出し、再燃(さいねん)させる。

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念(ねん)には念(ねん)を入(い)れよ

一度(いちど)確(たし)かめても、さらに気を配(くば)って確(たし)かめよ。

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喉元(のどもと)過(す)ぎれば熱(あつ)さを忘(わす)れる

苦(くる)しさが去(さ)ると、その苦労(くろう)や受(う)けた恩(おん)を忘(わす)れがちだ。

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やぶをつついて蛇(へび)を出(だ)す

余計(よけい)な手出しをして、自分に災(わざわ)いや面倒(めんどう)を招(まね)く。

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李下(りか)に冠(かんむり)を正(ただ)さず

不正(ふせい)を疑(うたが)われるような振(ふ)る舞(ま)いを避(さ)けよ。

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