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言葉・うわさに関することわざ
ことわざを集めました。場面に合う使い分けも読めます。
同じことを伝えても、言い方によって相手の気持ちが変わることがあります。言葉・うわさに関することわざは、話し方や、話した後に起こることを表します。黙っているほうがよい場合もあります。秘密やうわさが広まる様子を表す言葉もあります。
何を伝えるのかだけでなく、いつ、誰に話すのかも大切です。言い方を工夫すると、相手に分かってもらいやすくなります。文章が人の心を動かすこともありますね。ただし、うわさがあるからといって、その話が本当だとは限りません。ことわざも、うわさが正しいことの証明にはなりません。
このページには、言葉の働きやうわさについてのことわざを集めました。自分の言葉が相手を喜ばせたことはありませんか。うっかり言って困ったことはありませんか。下の使い分けを読み、話す前に注意する場合と、話が広まる様子を説明する場合を比べてみましょう。
似たことわざの違いと使い分け
話す前の注意と、言い方の工夫
「口は災いのもと」は、よく考えずに言った言葉が、もめごとの原因になることです。話す前に注意するよう伝えます。「物は言いよう」は、同じ内容でも、言い方で受け取られ方が変わるという意味です。相手に伝わるように話し方を工夫するときに使います。
止められないうわさと、時間がたつと忘れるうわさ
「人の口に戸は立てられぬ」は、人のうわさ話をすっかり止めることはできないという意味です。「人のうわさも七十五日」は、うわさも時間がたてば少しずつ忘れられるという意味です。広まる話を止められないことと、いつまでも続くわけではないことを区別します。
黙っているよさと、すべてを話さないよさ
「沈黙は金、雄弁は銀」は、上手に話すより、黙っているほうがよい場合もあるという意味です。「言わぬが花」は、すべてを言わないほうが、よさが残ることです。聞く人が想像できるように、あえて話しすぎない場面などに使います。
本当になるうそと、人を助けるためのうそ
「うそから出たまこと」は、うそや冗談で言ったことが、本当になることです。「うそも方便」は、よい目的のためには、うそが役立つ場合もあるという意味です。誰かを助ける場合などに使います。自分に都合がよければ、何でもうそをついてよいという言葉ではありません。
言葉・うわさに関することわざ
言葉・うわさのことわざを、読みの五十音順に並べました。それぞれのページで、詳しい意味・読み方・使う場面を調べられます。
悪事千里を走る
悪い行いのうわさは、すぐに遠くまで広まる。
くわしく読む犬が西向きゃ尾は東
言うまでもなく、当たり前のことだ。
くわしく読む言わぬが花
何もかも言わずにおく方が、味わいやよさが残る。
くわしく読むうそから出たまこと
うそや冗談として言ったことが、後で本当になる。
くわしく読むうそつきは泥棒の始まり
うそに慣れると大きな悪事にもつながるので、慎め。
くわしく読むうそも方便
よい目的を果たすため、うそが役立つ場合もある。
くわしく読むうわさをすれば影が差す
ある人の話をしていると、ちょうどその人が現れる。
くわしく読む壁に耳あり障子に目あり
どこで誰が見聞きするか分からないので、言動に気を付けよ。
くわしく読む雉も鳴かずば撃たれまい
余計なことを言わなければ、災いを避けられたのに。
くわしく読む口は災いのもと
不用意な言葉はもめごとを招くので、発言に気を付けよ。
くわしく読む立て板に水
言葉がつかえず、すらすらと話す。
くわしく読む沈黙は金、雄弁は銀
巧みに話すより、黙る方が価値のある場合もある。
くわしく読む問うに落ちず語るに落ちる
問いには答えずとも、気を許して話すうちに秘密を漏らす。
くわしく読む人のうわさも七十五日
世間のうわさも、時がたてば忘れられる。
くわしく読む人の口に戸は立てられぬ
人がうわさをするのを、すっかり止めることはできない。
くわしく読む火のない所に煙は立たぬ
うわさが立つのは、何か根拠があるからだ。
くわしく読むペンは剣よりも強し
文章や言葉が人を動かす力は、武力にも勝る。
くわしく読む目は口ほどに物を言う
言葉がなくても、目つきで気持ちが伝わる。
くわしく読む物は言いよう
同じ内容でも、言い方で相手の受け止め方は変わる。
くわしく読む