あつものに懲りてなますを吹く
あつものにこりてなますをふく
- ほかの書き方・言い方
- 羹に懲りて膾を吹く
ひとことでいうと
一度の失敗を恐れ、心配のないことまで用心する。
詳しい意味
「あつもの」は熱い吸い物、「なます」は冷たい酢の物です。熱い物で口をやけどした人が冷たい物も吹くように、失敗の後で必要以上におびえるという意味です。以前の失敗から、過ぎた用心をする人について使います。
たとえばこんなこと
兄は一度バスに乗り遅れて、遠足に参加できなかった。それ以来、開始時刻のない公園での遊びでも、出発を一時間早めようとする。
弟は計算の答えを一つ写し間違えた。それが怖くなり、名前だけを書くプリントでも、何度も確かめて提出できなくなった。
私は一度熱いスープで口をやけどした。その次の夕食では、冷蔵庫から出したサラダにも、つい息を吹きかけた。
反対の意味のことわざ
喉元過ぎれば熱さを忘れる
同じテーマのことわざ
同じテーマでも、伝えていることはさまざまです。意味の違いも見比べてみましょう。