テーマ・題材(だいざい)で学(まな)ぶ

神(かみ)・仏(ほとけ)・鬼(おに)が出(で)てくることわざ

ことわざを集(あつ)めました。場面(ばめん)に合(あ)う使(つか)い分(わ)けも読(よ)めます。

神(かみ)や仏(ほとけ)、鬼(おに)が出(で)てくることわざは、人(ひと)の強(つよ)さややさしさを表(あらわ)します。我慢(がまん)できる限(かぎ)りや、思(おも)いがけない助(たす)けを表(あらわ)すこともあります。鬼(おに)は、怖(こわ)い相手(あいて)や強(つよ)いもののたとえです。仏(ほとけ)は、やさしい人(ひと)や、助(たす)けてくれる人(ひと)のたとえになることがあります。言葉(ことば)全体(ぜんたい)を読(よ)んで、意味(いみ)を確(たし)かめましょう。

「鬼(おに)の目(め)にも涙(なみだ)」は、冷(つめ)たそうな人(ひと)にもやさしい気持(きも)ちがあることです。「鬼(おに)に金棒(かなぼう)」は、すでに強(つよ)いものに力(ちから)が加(くわ)わることです。同(おな)じ鬼(おに)でも、たとえに使(つか)う所(ところ)が違(ちが)いますね。仏(ほとけ)の言葉(ことば)にも、助(たす)ける人(ひと)を表(あらわ)すものと、我慢(がまん)の限(かぎ)りを表(あらわ)すものがあります。名前(なまえ)だけで、よい意味(いみ)か悪(わる)い意味(いみ)かを決(き)めないようにしましょう。

このページには、神(かみ)・仏(ほとけ)・鬼(おに)が出(で)てくることわざを集(あつ)めました。誰(だれ)のどんな気持(きも)ちや行動(こうどう)を表(あらわ)しているのでしょうか。下(した)の使(つか)い分(わ)けを読(よ)み、身近(みぢか)な場面(ばめん)に当(あ)てはめてみましょう。やさしい人(ひと)に失礼(しつれい)なことを続(つづ)けたら、どうなるでしょうか。困(こま)ったときに助(たす)けてもらった経験(けいけん)も、意味(いみ)を考(かんが)えるのに役立(やくだ)ちます。

似(に)たことわざの違(ちが)いと使(つか)い分(わ)け

怖(こわ)い人(ひと)のやさしさと、やさしい人(ひと)の我慢(がまん)の限(かぎ)り

「鬼(おに)の目(め)にも涙(なみだ)」は、厳(きび)しく冷(つめ)たそうな人(ひと)にも、やさしい気持(きも)ちがあることです。怖(こわ)い鬼(おに)と涙(なみだ)を組(く)み合(あ)わせて、意外(いがい)なやさしさを表(あらわ)します。「仏(ほとけ)の顔(かお)も三度(さんど)まで」は、やさしい人(ひと)でも失礼(しつれい)なことが続(つづ)けば、怒(おこ)るという教(おし)えです。やさしい仏(ほとけ)にも、我慢(がまん)の限(かぎ)りがあると伝(つた)えます。やさしさに気付(きづ)く場面(ばめん)と、甘(あま)えすぎに注意(ちゅうい)する場面(ばめん)で選(えら)びます。

助(たす)けに出会(であ)うありがたさと、次(つぎ)の機会(きかい)への希望(きぼう)

「地獄(じごく)で仏(ほとけ)」は、どうしようもなく困(こま)ったときに、助(たす)けてくれる人(ひと)に出会(であ)うことです。苦(くる)しい場所(ばしょ)と、助(たす)けてくれる仏(ほとけ)を組(く)み合(あ)わせています。「捨(す)てる神(かみ)あれば拾(ひろ)う神(かみ)あり」は、ある相手(あいて)に断(ことわ)られても、別(べつ)の相手(あいて)から助(たす)けや機会(きかい)を得(え)られるという意味(いみ)です。助(たす)けが来(き)たありがたさと、一度(いちど)断(ことわ)られても希望(きぼう)を失(うしな)わないことを区別(くべつ)します。

神(かみ)・仏(ほとけ)・鬼(おに)が出(で)てくることわざ

神仏(しんぶつ)・鬼(おに)のことわざを、読(よ)みの五十音順(ごじゅうおんじゅん)に並(なら)べました。それぞれのページで、詳(くわ)しい意味(いみ)・読(よ)み方(かた)・使(つか)う場面(ばめん)を調(しら)べられます。

鬼(おに)に金棒(かなぼう)

もともと強い者(もの)に力が加(くわ)わり、さらに強くなる。

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鬼(おに)の居(い)ぬ間(ま)に洗濯(せんたく)

気を使(つか)う人のいない間に、のびのびとくつろぐ。

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鬼(おに)の目(め)にも涙(なみだ)

厳(きび)しく、思いやりのなさそうな人も、時には心を動(うご)かして涙(なみだ)を流(なが)す。

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苦(くる)しい時(とき)の神頼(かみだの)み

普段(ふだん)は頼(たよ)りにしないのに、困(こま)ったときだけ助(たす)けを願(ねが)う。

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触(さわ)らぬ神(かみ)にたたりなし

厄介(やっかい)なことに関(かか)わらなければ、災(わざわ)いを受(う)けずに済(す)む。

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地獄(じごく)で仏(ほとけ)

困(こま)り果(は)てたとき、思いがけず助(たす)ける人に出会う。

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正直(しょうじき)の頭(こうべ)に神(かみ)宿(やど)る

正直に生きる人には神(かみ)の助(たす)けがあるので、誠実(せいじつ)であれ。

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知(し)らぬが仏(ほとけ)

本当の事情(じじょう)を知らないので、心を乱(みだ)さずにいられる。

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捨(す)てる神(かみ)あれば拾(ひろ)う神(かみ)あり

ある人に見放(みはな)されても、別(べつ)の人に助(たす)けられることがある。

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仏(ほとけ)作(つく)って魂(たましい)入(い)れず

形や大部分(だいぶぶん)は整(ととの)っていても、肝心(かんじん)な所(ところ)が欠(か)けている。

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仏(ほとけ)の顔(かお)も三度(さんど)まで

どんなに優(やさ)しい人も、ひどい仕打(しう)ちが重(かさ)なると怒(おこ)る。

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渡(わた)る世間(せけん)に鬼(おに)はなし

世(よ)の中には、親切で情(なさ)けのある人もいる。

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