ことわざ覚(おぼ)えたい度(ど)星(ほし)の目安(めやす)

愚公(ぐこう)山(やま)を移(うつ)す

ぐこうやまをうつす

ひとことでいうと

大きな困難(こんなん)も、根気(こんき)強く取(と)り組めば成(な)し遂(と)げられる。

詳(くわ)しい意味(いみ)

「愚公(ぐこう)」は、中国の物語(ものがたり)に出てくる老人(ろうじん)の名です。山を移(うつ)すほど難(むずか)しいことも、根気(こんき)強い努力(どりょく)を続(つづ)ければ成(な)し遂(と)げられるという意味(いみ)です。すぐには終(お)わらない大仕事(おおしごと)に、粘(ねば)り強く取(と)り組む人を励(はげ)ますときに使(つか)います。

由来(ゆらい)

中国の『列子(れっし)』にある物語(ものがたり)です。愚公(ぐこう)は子孫(しそん)と山の土を運(はこ)び続(つづ)けようとしました。その決意(けつい)に心を動(うご)かされた天の神(かみ)が、山を移(うつ)させたという話です。

たとえばこんなこと

  1. 川岸(かわぎし)には何年分ものごみが積(つ)もっていた。地域(ちいき)の人たちは毎週、集(あつ)まって運(はこ)び出し、十年がかりで土が見える岸(きし)を取(と)り戻(もど)した。

  2. 卒業生(そつぎょうせい)たちは、ばらばらになった学校の写真(しゃしん)を何千枚(なんぜんまい)も調(しら)べた。何年もかけて年代順(ねんだいじゅん)に並(なら)べ、誰(だれ)でも探(さが)せるようにした。

  3. 物語(ものがたり)の村人は、隣町(となりまち)へ通じる岩山に道を掘(ほ)り始(はじ)めた。親から子へ作業(さぎょう)を引き継(つ)ぎ、長い年月の後に道が通った。

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