ことわざ覚(おぼ)えたい度(ど)星(ほし)の目安(めやす)

敗軍(はいぐん)の将(しょう)は兵(へい)を語(かた)らず

はいぐんのしょうはへいをかたらず

ひとことでいうと

失敗(しっぱい)した者(もの)は、立派(りっぱ)な理屈(りくつ)や言い訳(わけ)を並(なら)べるべきでない。

詳(くわ)しい意味(いみ)

「将(しょう)」は軍(ぐん)を率(ひき)いる人、「兵(へい)」は戦(たたか)い方のことです。負(ま)けた将軍(しょうぐん)に戦術(せんじゅつ)を論(ろん)じる資格(しかく)はないという意味(いみ)です。失敗(しっぱい)した自分が口を控(ひか)えるときや、失敗(しっぱい)しても理屈(りくつ)を言う人を戒(いまし)めるときに使(つか)います。

間違(まちが)えやすいところ

意味(いみ)・使(つか)い方(かた)に注意(ちゅうい)

  • 誤(あやま)った理解(りかい)・使(つか)い方(かた)

    「兵(へい)」をここでは兵士(へいし)のことと考える

正(ただ)しい理解(りかい)

失敗(しっぱい)した者(もの)は、立派(りっぱ)な理屈(りくつ)や言い訳(わけ)を並(なら)べるべきでない。

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由来(ゆらい)

中国の『史記(しき)』にある言葉(ことば)です。戦(たたか)いに敗(やぶ)れた将軍(しょうぐん)が、敵(てき)に策(さく)を求(もと)められ、自分には戦(たたか)い方を語る資格(しかく)がないと答えた話に基(もと)づきます。

たとえばこんなこと

  1. 兄は試合(しあい)に負(ま)けた後、自分の作戦(さくせん)は最高(さいこう)だったと話し続(つづ)けた。仲間(なかま)は、結果(けっか)が出ていないのにと顔を見合わせた。

  2. 私(わたし)は班(はん)の実験(じっけん)を失敗(しっぱい)させた。方法(ほうほう)のよさを得意(とくい)げに話すのは控(ひか)え、まず結果(けっか)だけを報告(ほうこく)した。

  3. 物語(ものがたり)の将軍(しょうぐん)は戦(たたか)いに負(ま)けた。王から次(つぎ)の戦(たたか)いの策(さく)を求(もと)められたが、敗(やぶ)れた自分には戦(たたか)い方を語る資格(しかく)はないと答えた。

同(おな)じテーマのことわざ

同(おな)じテーマでも、伝(つた)えていることはさまざまです。意味(いみ)の違(ちが)いも見(み)比(くら)べてみましょう。